光脱毛の原理

脱毛の原理は、光エネルギーを熱に変換し、毛根、毛乳頭、皮脂腺開口部などの組織へのダメージを与えムダ毛の再生を抑制します。 グラスタッチは、色々な波長を含む普通の光を特殊なフィルターにより、肌に有害な光をカットして黒い色に反応する範囲の波長(510〜1200nm)だけを取り出した光を照射します。 光を熱に変える脱毛になります。

【光と熱について】

光脱毛では毛根に68℃以上の熱を加え、ダメージを与える事で減毛します。 では、人間の皮膚を通して、本当に毛根に光が到達して毛根にダメージを与えられているのか?と言う事は理論的に説明できても、証明する事は難しいのです。 実際に人間の皮膚に一番似ているといわれている、豚の皮膚を使用して実験をする事は可能ですが、何千万という費用がかかってしまいます。 またそれにより証明されれば、その行為自体が医療行為とみなされてしまいます。

ですから、弊社では可能なかぎりの研究とテストを繰り返し、最良と考えられる材料を使用し、安全で且つ効果のある減毛機を開発しています。

【IPL+RF脱毛】ROSE.SWEET.たいむ脱毛方法

IPL(Intense Pulsed Light)という光エネルギー+RF(Radio Frequency)という高周波エネルギーを組み合わせた、最先端の脱毛器です。 今までの光脱毛は黒いものに反応する為、うぶ毛などのうすい毛には反応しづらかったのですが、RFを使用することにより、薄い毛にも反応するようになります。

毛周期(ヘアーサイクル)

皮膚の上に一生同じ毛が生えているわけではなく、ある一定期間が過ぎると、その毛は自然に抜け落ちます。 そしてまた、しばらく期間をあけた後、同じ毛孔から再び毛が生えてくるまでの期間、まったく皮膚に毛が生えていないという状態には決してなりません。 毛が抜け落ちるのと同じ量だけ、別の毛孔から毛が生えてきて、毛量のバランスを保っているため、皮膚表面には常に一定量の毛があるように見えるのです。

このように、身体の毛は、《生える》《伸びる》《抜け落ちる》そしてまた《生える》をくり返しています。このことを、“毛周期(ヘアーサイクル)”と呼びます。人間は毛の1本1本それぞれにもう周期を持っています。(動物は季節によって毛が一度に抜け落ちることがあります。)つまり、私たちがいま見ている毛は、皮膚の中にある毛包の数全体に対してほんの一部でしかないのです。いま目に見えていなくても、皮膚の中にはこれから表面に出ようとしている毛もあれば、毛を作る働きをストップしている毛根組織もあるということです。 それぞれのサイクルを次のように呼びます。

成長期

成長期:毛が活発に成長している期間

毛の成長には、毛乳頭という細胞が関与しています。毛乳頭は真皮から発生している細胞で、その中には毛細血管や神経が入りこんでいます。この毛細血管から、毛を作るために必要な酸素や栄養成分が含まれた浸出液がにじみだしてきます。毛乳頭は、活動を休んでいるとき(毛が生えていない時)には、委縮した状態で真皮の中にいます(消滅はしていません。) 毛の成長がはじまる頃になると、いままで萎縮して休んでいた毛乳頭の中にある毛細血管の血流が盛んになり、栄養供給も盛んになってきます。 毛乳頭は働きが活発になり、大きくなるにしたがって毛母細胞に取り囲まれる形になります。大きくなった毛乳頭は、真皮の下へ下へと降りていき、それと同時に毛胞も下へ下へと形成されていきます。 毛細血管によって酸素と栄養を与えられた毛母細胞は盛んに細胞分裂を行います。 分裂によって増えた毛の細胞は、上の細胞(先にできたもの)を下の細胞(後からできたもの)が押し上げるような形になります。そして、毛は成長していきます。

退行期

退行期:毛が成長を終えて抜け始める期間

成長期間が一定期間すぎると、いままで毛母細胞に栄養を与えていた毛母血管が栄養供給を与えていた毛細血管が、栄養供給をじょじょに止めて、途絶えてしまいます。その為、毛の成長がストップします。これが退行期のはじまりです。毛球を形成していた細胞は死滅し、その部分は角化し、棍棒状になっていきます。 この毛のことをクラブヘアー(昆毛)と呼びます。(通称は退行毛あるいは老毛)。 退行期になると、毛包は縮み、ヒダを作って短くなります。毛乳頭と縮んだ毛包の間には、細いヒモ状の細胞が見えます。 退行期は、2〜3週間続き、休止期へと移行します。退行期の毛を抜くと、メラニン色素は減退して、色は薄くなっています。毛球だった部分は乾燥してほうき状になっています。またガラス質状の白い膜が固まってついているのが見えます。

休止期

休止期:毛根組織が活動を停止している期間

成長期には、真皮(あるいは皮下組織)まで伸びていた毛包が、休止期になると起毛筋の接続部位まで縮んで短くなってしまいます。 毛包の収縮に伴って、毛は表面に向かって押し出されていきます。やがて、皮膚表面上で摩擦などの刺激を受けたときに、毛は簡単に抜け落ちてしまいます。 これが“自然脱毛”です。このように休止期に入った毛包から自然に抜ける毛は、20〜30歳代で、1日に約90〜150本とも言われ、そのうち頭髪は、60〜80本と言われます。 休止期の毛は、毛の端が綿棒のように白くふくらんで見えるのが特徴です。